子宮頸がん検診 結果…精密検査
前回、さらっと子宮頸がん検診を受けて、精密検査を受けることになった話を書きましたが、今回はその流れをお話しようかなと思います。
私の職場では、年に1回、子宮・乳房検診が行われています。
10年近く前までは、検診を受けられる定員数が設けられていましたが、毎年定員を超える希望があり、希望者全員が受けられるようになりました。
女性の病気について、多くの人が知り、関心が高まったからです。
要検査となったのは、当時25歳。
検診結果が届いて、そのときのクラスはⅢa。
軽度から中程度の異形成細胞が確認できる
といった内容でした。
(この内容は、病院へ提出する診断結果に記載されていたものを調べたものです。)
※クラスやステージについて知りたい方は、こちらをどうぞ↓
http://www.gan-info.com/330.6.html
いつもはハガキで届くのに、そのときは封書。
この時点で、精密検査なのかなと思いましたが、開いて読んで調べて、ただただショック…
そこで、やっと「がん」という重さに気づきました。
自信があって検査は受けてないけど、どこかで自分は大丈夫と思っていたんです。
そして、1週間以内には総合病院へ。
まずは、もう1度、細胞の検査をしましょうと言われ、細胞を採取。
2週間後にもう1度受診し、検査結果を聞きに、再度病院へ。
結果は、検診と同じでした。
そのときの説明では…
・異形成となるきっかけは、性行為
・相手や自分の体質により、なる人とならない人がいる
・男性側に感染することはない、むしろ、男性側が持っているウィルスによって、異形成が発生する
・実は、多くの人が知らないうちに異形成になっているが、通常は自然に治る
・今回、こういう診断が出たが、次第に回復する場合もある
・現段階では、治療することはない
というお話でした。
※医学的なところは分からないので、専門の方に確認してください。
入院しなくちゃいけないのかな
治療は?手術は?
家族に何て言おう…
そうショックを受けていると、そのときの担当の先生が、「落ち込む必要はないんです。ここで見つかってよかったんですよ!前向きに、途中で検査を休まず、しっかり見ていくことが大事です。だから、落ち込まなくていいんですよ。」と励ましてくれました。
私の場合、軽度だったため、経過観察となりました。
半年に1回、細胞を採取して、状態を見ます。
いま、この検査を何度か行っていますが、状態は最初のときと変わっていません。
正直、毎回不安になるし、こわいし、自信も何も無いけれど、
正常になることを祈って
また、悪化した場合に、少しでも早く見つけて対応できるように
先の見えない検査を定期的に行っています。
きっと、自分で「おかしいな」って気づいた頃には、症状が進んでいるのだと思います。
そう思えば、いま見つかって良かった。
もし、つい最近検診を受けて、似たような方がおられたら…
不安とショックと絶望に襲われていると思いますが、いま見つかってよかったんです。
そして、自分の体と向き合う良い機会です。
回復までには時間がかかるかもしれない
回復するかも分からない
でも、悲観する必要はありません。
前向きに、ただ前向きに。
いっしょにがんばっていきましょう。