pupil131のひとりごと

思いのままに、その日感じたことをぽつりぽつりつぶやいていくブログです。特になにもない、熱い気持ちを持ってることもないけれど、自分の感じたことをお話していきます。

自分がディスられる「"ディス"カッション」

私の師匠から、ある講習のお話を聞いたので、感じたことを書いてみようと思います。

 

【ディスカッション】

参加者が意見や情報の交換をしたり、問題を解決したりする協力型の議論の形態

 

みなさんがよく耳にするディスカッションは、こんなイメージだと思います。

が、師匠から聞いたのは

 

"ディス"カッション

 

【ディスリスペクト】(否定する、批判する、けなす)をもじった若者言葉「ディスる」から名付けられた、まわりから自分がディスられるという会。

うまいネーミング。

そして、なんて恐ろしい会なんだ!:(´◦ω◦`):

 

要は、自分の欠点を第3者の目から知ろうということですね。

ただ、このネーミングのまま始まると、ただのけなしあいになるので、"ディス"カッションをより有意義なものにするためには、どうすれば良いのか自分なりに考えました。

 

 

1.相手のことを、よーく分析しよう

ディスるときには、相手のことを十分に知っておく必要があります。当たり前の話だけど。

ただただ感じたことを言うだけだったら、小学生でもできる。

この人はどういう性格で、どんなことが得意で、でも苦手なことってなんだろう。

これができていないと、先には進めません。

 

 

2.良くするためにはどうしたらいいのか、みんなで考える

1を行った上で、その人のディスりポイントを探し出します。

それを、相手や聞いている人が分かる言葉で伝える。具体的な言葉で。

せっかくディスってんのに、意味が分からなきゃこの時間が無意味ですよね。

では、そのポイントを克服するには?

または、その人の利点を活かしたカバー方法は?

みんなで、うーんうーんと考えましょ。

 

 

3.情報交換する

2で出した意見は、その人だけに限ったことじゃない。

今は当てはまらなくても、今後それにつまずく日がやってくるかもしれない…他人事ではないと感じます。

そのとき、「あぁ、あの時、話していてよかった」って思う日がきっと来る。

そのために、

自分だったらどうするか?

この知識を使おう!

など、より前向きに、困難を乗り越えるための意見を出し合い、情報を手に入れる。

 

 

そして、最後に

4.相手に思いやりの心を持ってディスる

これ、とても大事なことではないでしょうか?

尊厳を保ちながら、伝えること…これ、意外と難しいような気がするヾ(。・д・。)

ディスリスペクトの反対語【リスペクト】の意味って知ってますか?

 

尊敬、敬意だけじゃないんです。

・相手の発言やそのものを受け入れる

・相手の事や発言を否定しない

・相手を認める

っていう意味もあります。

 

これ、ディスられる側だけのことじゃない。

ディスる側も必要。

これがなかったら、子どものケンカと同じ。

まさしく、公開処刑!!

ただただ傷ついて終わって、迷子になります。

 

 

この1〜4を守ることで、はじめて実践に移れるのではないでしょうか?

そして、これに対する1人1人の感想なんて、心の中で思っておけばいい。

それよりも、これを受けて、自分の活動に落とし込み、処理し、どんな効果があったのか、知ること、発見すること、学ぶこと。

 

成果が出ないディスカッションなんて、それは進行役が悪い。

路頭に迷う人間が現れたとき、それは、なぜこのディスカッションが行われているのか、その本質や目的が理解できていないまま、進んでしまった証拠。

 

 

1ヵ月以上の時間をかけて、自分の目標、したいことを見失うことなく進む。

 

着実に。

できることから。

少しずつ。

 

こうすることで、はじめて"ディス"カッションが活かされるのではないでしょうか。

 

今度は、ファシリテーターについて少しお話できたらなと思います。